リビングでSwitch2を大画面で楽しみたいけれど、曲面かフラットか/WQHDか4Kか/スピーカー内蔵は必要か――迷うポイントは意外と多いもの。
本記事は“32インチ×据え置き”に的を絞り、没入感・滑らかさ・色再現・設置性の4軸で5モデルを厳選。
スペックの差が実体験にどう効くのかを具体的に示しつつ、最後に用途別の最適解もまとめます。

Dell S3225QS-A(4K/VA 120Hz/アッシュホワイト)
※価格は2025年9月13日時点のAmazon参考価格です。
選び方のポイント
据え置き32インチは、“規格整合”→“画作り”→“リビング適性”の順で絞ると失敗しにくくなります。
規格整合:解像度×リフレッシュレート×端子を事前チェック
まずは解像度と最大リフレッシュの組み合わせを把握。PCで高駆動を狙うならDPで180Hz/165Hz、コンソール側はモデルによりHDMIで120Hz/144Hz対応と上限が異なります。
4Kを選ぶ場合は4K×120Hz対応かを要確認。複数機器を常設するならHDMI×2以上が快適で、切替頻度が多い人はOSDジョイスティックや専用ソフトの有無もチェックしましょう。
画作り:パネル種別と曲率が没入感と作業性を決める
VA曲面(1000R/1500R)は包み込む視界でRPG/レースの没入感が高く、暗部コントラストも得意。一方で写真/資料編集や文字主体ならIPSフラットの色再現と視野角が安心です。
WQHDは負荷と精細感のバランスが良く、4Kは映像美重視・将来性重視に◎。HDR相当の明るさや**広色域(sRGB/ DCI-P3)**があると動画視聴の満足度が上がります。
リビング適性:スピーカー・スタンド・保証を重視
配線を減らしたいリビングでは内蔵スピーカーが便利(映画・バラエティは十分、迫力が欲しいなら外部併用)。長時間視聴は高さ/スイベルなど可動スタンドで疲れに差が出ます。
長期設置なら無輝点や長期保証の安心度が効き、VESA対応なら壁寄せ/アームで視聴距離の最適化もしやすいです。
Switch2向け32インチモニターおすすめ5選
Amzfast AMZG32C3Q(WQHD/VA曲面180Hz/ブラック)

価格 | ¥26,998 |
パネル/解像度 | VA曲面 1500R/WQHD(2560×1440) |
最大リフレッシュレート/応答 | 180Hz/1ms(OD)・Adaptive Sync・HDR |
スピーカー | なし |
このモデルの注目ポイント
- 32型×1500R曲面でリビングでも没入感が強い
- 180Hz×1msで動きに強く、ティアリング対策もあり
- sRGB 120%・DCI-P3 90%で発色もリッチ
こんな人におすすめ
LG UltraGear 32GS60QC-B(WQHD/VA曲面180Hz/ブラック)

価格 | ¥38,888 |
パネル/解像度 | VA曲面 1000R/WQHD(2560×1440) |
最大リフレッシュレート/応答 | 180Hz(DP)・144Hz(HDMI)/1ms GTG・FreeSync・HDR10 |
スピーカー | なし |
このモデルの注目ポイント
- 1000R曲率で視界を包むタイプの没入感
- 1ms GTG×180HzでFPSでも視認性が高い
- OnScreen Controlで画面分割や設定管理がしやすい
こんな人におすすめ
JAPANNEXT JN-IPS3152WQHDR165(WQHD/IPS165Hz/ブラック)

価格 | ¥39,982 |
パネル/解像度 | IPSフラット/WQHD(2560×1440) |
最大リフレッシュレート/応答 | 165Hz(DP)・144Hz(HDMI)/1ms MPRT・FreeSync・HDR400相当 |
スピーカー | あり(2W×2) |
このモデルの注目ポイント
- IPSフラットで色再現と視野角を確保、作業併用に強い
- PS5のWQHD 120Hz表示に対応(メーカー記載)
- 400cd/㎡×HDR相当で映像も明るく見やすい
こんな人におすすめ
Dell S3225QS-A(4K/VA120Hz/アッシュホワイト)

価格 | ¥57,930 |
パネル/解像度 | VAフラット/4K(3840×2160) |
最大リフレッシュレート/応答 | 120Hz・FreeSync Premium・HDR10/4ms |
スピーカー | あり(5W×2) |
このモデルの注目ポイント
- 31.5型4K×120Hzで映像作品・RPGの描写が緻密
- sRGB 99%・DCI-P3 95%で色域広め、リビング用途にも合う
- 高さ調整・スイベル対応、5年無輝点保証で長く使える
こんな人におすすめ
Pixio PX32U Wave(4K/Fast IPS 144Hz/ブラック)

価格 | ¥94,980 |
パネル/解像度 | Fast IPSフラット/4K(3840×2160) |
最大リフレッシュレート/応答 | 144Hz/1ms GTG・FreeSync Premium・HDR10 |
スピーカー | あり(3W×2) |
このモデルの注目ポイント
- 4K×144Hz×Fast IPSで映像・ゲームの両立性能が高い
- sRGB 125%相当で色の厚みがあり配信動画も映える
- 2年保証・国内サポート実績の安心感
こんな人におすすめ
よくある質問(FAQ)
- Q曲面(1000R/1500R)とフラット、どちらが良い?
- A
没入感重視なら曲面、作業や文字の精細表示まで考えるならフラットが有利。視聴距離が近いほど曲率の恩恵を感じやすく、レース/ARPGは曲面の満足度が高い傾向です。
- Q4KとWQHDの違いは?
- A
4Kは緻密さと将来性、映画やフォトビューで優位。WQHDは描画負荷と精細感のバランスが良く、180/165Hzなど高リフレッシュレートと組み合わせやすいです。switch2の場合は、4Kは60hz、WQHDは120hzがリフレッシュレートの最大です。
まとめ
リビング据え置きで“失敗しない32インチ”を選ぶなら、没入を最優先するVA曲面×180Hz(Amzfast/LG)、作業や学業も兼ねるならIPSフラット×スピーカー搭載(JAPANNEXT)が扱いやすい王道です。
映像美を突き詰めるなら4K×120HzのDell S3225QS-Aが総合力で頭一つ抜け、余裕があるなら4K×144HzのPixioで最上の贅沢構成へ。
スピーカー・スタンド調整・保証など“リビング適性”も合わせて見れば、あなたの使い方にぴったりな1台がはっきり見えてきます。