ワイヤレスゲーミングキーボードは、キーボードから伸びるケーブルをなくし、デスク上をすっきり整理できるのがメリットです。
ただし、同じワイヤレスモデルでも、ゲーム向けの2.4GHz接続、複数端末で使いやすいBluetooth、充電中にも使える有線接続など、対応している接続方式は製品によって異なります。
さらに、テンキーレス・75%・60%といったサイズや、通常のメカニカルスイッチとラピッドトリガー対応の磁気スイッチでも使い勝手が変わります。
この記事では、日本語配列と2.4GHz接続に対応したワイヤレスゲーミングキーボードを5台に絞り、価格・サイズ・スイッチ・バッテリー・FPS向け機能を比較します。
ワイヤレスゲーミングキーボードおすすめ5選を比較
今回紹介する5台は、すべて日本語配列とゲーム向けの2.4GHzワイヤレス接続に対応しています。
価格を抑えたテンキーレスから、薄型モデル、60%サイズ、ラピッドトリガー対応モデルまで、予算や用途に合わせて選べる5台を紹介します。
5台の中で迷った場合は、薄型テンキーレスでゲームと普段使いを両立しやすいLogicool G515 LIGHTSPEED TKLが第一候補です。

Logicool G515 LIGHTSPEED TKL
ただし、75%サイズでラピッドトリガーを使いたいならKeychron K2 HE、テンキーレス配列とFPS向けの入力機能を最優先するならSteelSeries Apex Pro TKL Wireless Gen 3が適しています。
| 項目 | EPOMAKER TH87 JIS | Logicool PRO X 60 | Logicool G515 | Keychron K2 HE | SteelSeries Apex Pro TKL WL Gen 3 |
|---|---|---|---|---|---|
| 商品画像 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| 選定時価格 | ¥12,500 | ¥16,418 | ¥19,691 | ¥27,940 | ¥48,980 |
| 配列 | 日本語配列 | 日本語配列 | 日本語配列 | 日本語配列 | 日本語配列 |
| サイズ | テンキーレス | 60% | テンキーレス | 75% | テンキーレス |
| スイッチ | Creamy Jade リニア | GXオプティカル リニア | 薄型GL タクタイル | Gateron 磁気スイッチ | OmniPoint 3.0 磁気スイッチ |
| 2.4GHz | 対応 | LIGHTSPEED | LIGHTSPEED | 対応 1,000Hz | 対応 |
| Bluetooth | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 最大3台 | 対応 |
| 有線接続 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| ラピッドトリガー | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 対応 | 対応 |
| ホットスワップ | 対応 | 非対応 | 非対応 | 対応 磁気式のみ | 非対応 |
| 公称バッテリー | 最大約200時間 照明オフ | 約65時間 | 約36時間 | 最大約110時間 照明オフ | 最大約40時間 |
| 主な特徴 | 低価格 大容量バッテリー | 60% FPS向け | 薄型 総合バランス | ラピッドトリガー 75% | 高性能磁気スイッチ Rapid Tap |
| 注意点 | 約1kgと重め | Fキー・矢印キーを省略 | ラピッドトリガー非対応 | 配列が詰まっている | 価格が高い |
| 商品URL |
用途別の選び分け
ワイヤレスゲーミングキーボードおすすめ5選
EPOMAKER TH87 JIS|価格とバッテリー容量を重視する人向け

EPOMAKER TH87 JISは、12,500円で3方式接続とホットスワップに対応したテンキーレスキーボードです。
10,000mAhの大容量バッテリー、ガスケット構造、PBTキーキャップ、吸音材を採用しており、価格を抑えながら機能性と打鍵感を重視できます。
主なスペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 選定時価格 | ¥12,500 |
| 配列 | 日本語配列 |
| サイズ | テンキーレス |
| スイッチ | Creamy Jade・リニア |
| 接続 | 2.4GHz・Bluetooth・有線 |
| ポーリングレート | 最大1,000Hz・2.4GHz/有線 |
| バッテリー | 10,000mAh |
| 駆動時間 | 約45時間・照明最大/最大約200時間・照明オフ |
| ホットスワップ | 対応 |
| キーキャップ | ダブルショットPBT |
| 重量 | 約1kg |
注目ポイント
低価格モデルですが、ゲーム用の2.4GHz接続では最大1,000Hzに対応しています。テンキーレスなので、矢印キーとFキーを残しながらマウススペースを広げられます。
ガスケット構造と複数の吸音材を採用しているため、価格だけでなく、柔らかい打鍵感や内部の反響音を抑えた構造を重視する人にも候補です。
一方、本体重量は約1kgあり、頻繁に持ち運ぶ用途には向きません。専用ソフトによる細かな設定もWindows中心となるため、Macでカスタマイズしたい場合は確認が必要です。
このような人におすすめ
ほかの製品が向いている人
- ラピッドトリガーを使いたい
- 薄型キーボードを使いたい
- 国内メーカーのサポートを重視する
- 軽量で持ち運びやすいモデルが必要
価格と機能のバランスでは魅力がありますが、FPS向けの作動点調整やラピッドトリガーには対応していません。
高度な入力設定よりも、安さ・バッテリー・打鍵感・ホットスワップを優先する人に向いています。
Logicool G PRO X 60 LIGHTSPEED|マウススペースを広げたい人向け

Logicool G PRO X 60 LIGHTSPEEDは、マウスを大きく動かすFPS向けに設計された60%サイズのワイヤレスキーボードです。
日本語配列とGXオプティカルリニアスイッチを採用し、LIGHTSPEED・Bluetooth・有線接続に対応しています。連続使用時間は約65時間です。
主なスペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 選定時価格 | ¥16,418 |
| 配列 | 日本語配列 |
| サイズ | 60% |
| スイッチ | GXオプティカル・リニア |
| 接続 | LIGHTSPEED・Bluetooth・有線 |
| 連続使用時間 | 約65時間 |
| 本体寸法 | 幅290×奥行103×高さ39mm |
| 重量 | 約610g |
| キー設定 | KEYCONTROL |
| 付属品 | キャリーケース |
注目ポイント
フルサイズやテンキーレスより横幅が短く、キーボードを斜めに置かなくてもマウスの操作範囲を広く取りやすい製品です。
60%サイズではFキーや矢印キーが独立していませんが、KEYCONTROLを利用すると、修飾キーとの組み合わせで複数の操作を割り当てられます。
一方、通常のキーボードから乗り換えると、Fキーや矢印キーをFn操作で入力することに慣れが必要です。文章編集や作業でも頻繁に使う場合は、テンキーレスのG515が向いています。
このような人におすすめ
ほかの製品が向いている人
- Fキーと矢印キーを独立して使いたい
- ラピッドトリガーを使いたい
- 仕事や文章入力にも頻繁に使用する
- キー配置を覚え直したくない
60%という明確な特徴があり、FPS用の小型ワイヤレスキーボードを探している人には有力です。
普段使いのしやすさより、マウススペースと持ち運びやすさを優先する人に向いています。
Logicool G515 LIGHTSPEED TKL|薄型と使いやすさを重視する人向け

Logicool G515 LIGHTSPEED TKLは、高さ22mmの薄型設計を採用した日本語配列のワイヤレスキーボードです。
テンキーレス、LIGHTSPEED、Bluetooth、有線接続に対応し、ゲームと文章入力の両方で使いやすいバランスにまとまっています。
主なスペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 選定時価格 | ¥19,691 |
| 配列 | 日本語配列 |
| サイズ | テンキーレス |
| スイッチ | 薄型GLタクタイル |
| 作動点 | 1.3mm |
| 接続 | LIGHTSPEED・Bluetooth・有線 |
| 連続使用時間 | 約36時間 |
| 本体高 | 22mm |
| キーキャップ | 薄型ダブルショットPBT |
| 重量 | 約880g |
注目ポイント
60%キーボードほど小さくありませんが、Fキーと矢印キーを独立して残しているため、普段の操作方法を大きく変えずに使えます。
タクタイルスイッチは、押した感覚が指へ伝わりやすく、FPSだけでなく文字入力でも使いやすい構造です。薄型のため、一般的な高さのキーボードよりパームレストなしでも手を置きやすくなっています。
ただし、ラピッドトリガーと作動点調整には対応していません。FPS向けの入力設定を重視する場合は、KeychronかSteelSeriesが候補です。
このような人におすすめ
ほかの製品が向いている人
- ラピッドトリガーが必要
- 60%サイズまで小さくしたい
- バッテリー持続時間を最優先する
- キースイッチを交換したい
ラピッドトリガーには対応していませんが、薄型設計、日本語配列、テンキーレス、3種類の接続方式をバランスよく備えています。
FPS専用の性能に偏らず、ゲームと普段使いを1台で両立したい人の総合候補です。
Keychron K2 HE|75%サイズでラピッドトリガーを使いたい人向け

Keychron K2 HEは、Gateronダブルレール磁気スイッチとラピッドトリガーを搭載した日本語配列の75%キーボードです。
2.4GHzと有線接続では1,000Hzに対応し、作動点を0.2~3.8mmの範囲で調整できます。
主なスペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 選定時価格 | ¥27,940 |
| 配列 | 日本語配列 |
| サイズ | 75% |
| スイッチ | Gateronダブルレール磁気スイッチ |
| 接続 | 2.4GHz・Bluetooth・有線 |
| ポーリングレート | 1,000Hz・2.4GHz/有線 |
| ラピッドトリガー | 対応 |
| 作動点 | 0.2~3.8mm |
| バッテリー | 4,000mAh |
| 連続使用時間 | 最大約110時間・照明オフ |
| 重量 | 約965g |
注目ポイント
磁気スイッチがキーの押し込み量を検出するため、WASDは浅い作動点、誤入力を避けたいキーは深い作動点というように調整できます。
ラピッドトリガーを有効にすると、固定されたリセット位置までキーを戻さなくても入力を解除できるため、FPSで素早く方向を切り替えたい場合に候補です。
一方、75%サイズはキー同士の間隔が詰まっており、一般的なテンキーレスとは右側の配列が異なります。また、交換できるスイッチは対応するダブルレール磁気スイッチに限られます。
このような人におすすめ
ほかの製品が向いている人
- 一般的なテンキーレス配列を使いたい
- 本体重量を抑えたい
- 価格を2万円以下に抑えたい
- 薄型キーボードを使いたい
選定時価格ではApex Proより安く、日本語配列・ワイヤレス・ラピッドトリガーをそろえられる点が魅力です。
FPS向け機能と75%のコンパクトさを両立したい人に向いています。
SteelSeries Apex Pro TKL Wireless Gen 3|FPS向け機能を最優先する人向け

SteelSeries Apex Pro TKL Wireless Gen 3は、OmniPoint 3.0磁気スイッチを搭載した日本語配列の高性能ワイヤレスキーボードです。
ラピッドトリガー、Rapid Tap、Protection Mode、0.1~4.0mmの作動点調整に対応し、FPS向けの入力設定を細かく調整できます。
主なスペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 選定時価格 | ¥48,980 |
| 配列 | 日本語配列 |
| サイズ | テンキーレス |
| スイッチ | OmniPoint 3.0磁気スイッチ |
| 接続 | 2.4GHz・Bluetooth・有線 |
| ラピッドトリガー | 対応 |
| Rapid Tap | 対応 |
| Protection Mode | 対応 |
| 作動点 | 0.1~4.0mm・40段階 |
| ディスプレイ | 有機ELスマートディスプレイ |
| 連続使用時間 | 最大約40時間 |
注目ポイント
OmniPoint 3.0磁気スイッチは、キーごとに作動点を変更できます。FPS用のWASDは浅く、文字入力に使うキーは深くするなど、用途に合わせた設定が可能です。
Rapid Tapは左右方向など競合するキー入力のうち、後から押した入力を優先する機能です。Protection Modeは、押しているキーの周辺にあるキーの感度を下げ、誤入力を抑えます。
ただし、Rapid Tapのような入力優先機能は、ゲームや大会によって利用ルールが異なる場合があります。競技で使用する場合は、対象ゲームや大会の規約を確認してください。
このような人におすすめ
ほかの製品が向いている人
- 価格を抑えたい
- 薄型キーボードを使いたい
- 長いバッテリー持続時間を優先する
- 高度な設定を使う予定がない
選定時価格では5台の中で最も高価ですが、ワイヤレス接続とFPS向けの細かな入力設定を両立しています。
必要十分な性能を安く選ぶのではなく、競技向け機能へ予算を使いたい人に適しています。
ワイヤレスゲーミングキーボードの選び方
ワイヤレスゲーミングキーボードは、接続方式だけでなく、配列・サイズ・バッテリー・スイッチの機能まで確認して選びます。
ゲーム用なら2.4GHz接続を確認する
FPSなどのゲームに使用する場合は、Bluetoothだけでなく、専用USBレシーバーを使う2.4GHz接続に対応しているか確認しましょう。
2.4GHz接続のゲーミングモデルには、入力性能や接続の安定性を重視して設計された製品があります。
Bluetoothはノートパソコンやタブレットとの接続には便利ですが、ゲーム用PCでは2.4GHzを優先するのが基本です。
接続方式の違いを詳しく確認したい場合は、ゲーミングキーボードは有線と無線どっち?も参考にしてください。
日本語配列と英語配列を確認する
日本語配列と英語配列では、Enterキーの形、スペースキー周辺、記号キーの位置が異なります。
ゲームだけでなく文章入力にも使用する場合は、普段使い慣れている日本語配列を選ぶと入力ミスを抑えやすくなります。
同じ製品名でも日本語配列と英語配列が別商品として販売される場合があるため、商品名・型番・商品画像を確認してください。
テンキーレス・75%・60%からサイズを選ぶ
テンキーレスはテンキーだけを省き、Fキーと矢印キーを残しているため、ゲームと普段使いを両立しやすいサイズです。
75%はFキーと矢印キーを残しながら、テンキーレスよりキーの間隔を詰めています。60%はFキーや矢印キーも省き、マウススペースを最も広く確保しやすいサイズです。
初めて小型キーボードを選ぶならテンキーレス、FPS中心なら75%や60%も候補になります。
各サイズの違いは、ゲーミングキーボードのサイズ比較で詳しく解説しています。
バッテリー持続時間と充電中の使用方法を確認する
ワイヤレスキーボードの駆動時間は、RGBライティングの明るさ、接続方式、使用時間によって変わります。
商品ページに記載された「最大○時間」が照明オフ時の数値である場合もあるため、測定条件まで確認してください。
充電中も有線キーボードとして使える製品なら、ゲーム中にバッテリーが少なくなっても使用を続けられます。
ラピッドトリガーやホットスワップが必要か考える
ラピッドトリガーは、キーが固定された位置まで戻るのを待たず、キーを戻した量に応じて入力を解除する機能です。
FPSで素早い方向転換を重視する場合に候補ですが、RPG、文章入力、一般的なゲームでは必須ではありません。
ホットスワップは、はんだ付けをせずにキースイッチを交換できる機能です。打鍵感を自分で変更したい場合に便利ですが、交換できるスイッチの規格は製品ごとに確認する必要があります。
ワイヤレスゲーミングキーボードに関するよくある質問
- Q無線ゲーミングキーボードは遅延が大きいですか?
- A
専用USBレシーバーを使う2.4GHz接続には、ゲーム向けに低遅延化された製品があります。無線だから必ず遅延が大きいわけではありませんが、実際の性能は製品ごとに異なります。
- Q2.4GHzとBluetoothの違いは何ですか?
- A
2.4GHz接続は専用USBレシーバーを使用し、ゲーミングモデルでは入力性能と安定性を重視しています。Bluetoothはレシーバーなしで接続しやすく、PC・タブレットなど複数端末との兼用に向いています。
- Qワイヤレスキーボードは充電しながら使えますか?
- A
充電ケーブルを接続しながら有線キーボードとして使える製品があります。ただし、すべての製品が有線入力に対応するとは限らないため、購入前に仕様を確認してください。
- Q日本語配列と英語配列はどちらがおすすめですか?
- A
普段日本語配列を使用している場合は、日本語配列のほうが移行しやすくなります。ゲーム専用で英語配列に慣れている場合は英語配列でも問題ありません。
- Qラピッドトリガーは必要ですか?
- A
FPSで素早い方向転換やキーの再入力を重視する場合は候補です。ただし、すべてのゲームで必要な機能ではなく、一般的なメカニカルキーボードでもゲームは問題なくプレイできます。
まとめ|迷ったらLogicool G515 LIGHTSPEED TKLが第一候補
ワイヤレスゲーミングキーボードは、価格だけでなく、2.4GHz接続、日本語配列、サイズ、バッテリー、スイッチの機能を確認して選びます。
迷った場合は、日本語配列、薄型テンキーレス、3方式接続を備え、ゲームと普段使いを両立しやすいLogicool G515 LIGHTSPEED TKLが第一候補です。
ラピッドトリガーを使いたい場合はKeychron K2 HE、価格よりFPS向け機能を優先する場合はSteelSeries Apex Pro TKL Wireless Gen 3を選びましょう。
購入前には、商品名と型番を確認し、日本語配列・2.4GHz接続・希望するスイッチの製品が選択されているか確認してください。


