モニターはスペックだけで選ぶと首・肩の負担が残りがち。Switch2で120Hzを狙いつつ、高さ調整や**ピボット(縦回転)で視線を合わせると、視認性もプレイ精度も上がります。
本記事では、昇降&ピボットに対応する実力派6モデルを厳選。解像度・リフレッシュ・VRR・端子・スピーカーなど使い勝手優先”で整理し、最適解を見つけやすくしました。

MSI ゲーミングモニター MAG 274URFW
※価格は2025年9月15日時点のAmazon参考価格です。
Switch2向けモニター選び方のポイント
まずは“解像度×リフレッシュレート×接続端子”、次に“表示品質”、最後に使い勝手(昇降・ピボット・スピーカー・保証)”の順に見るとミスが減ります。
解像度×リフレッシュ×端子の整合性が最優先
FHD/120Hz運用ならHDMI 2.0相当で足りますが、4K/120Hzは基本的にHDMI 2.1が目安です。PCで高リフレを狙うならDP 1.4の帯域確認も忘れずに。
Switch2用でも、将来PCと併用する可能性があるなら複数入力(HDMI×2+DPなど)が便利。端子要件が合っていれば、設定だけでラグやティアリングの多くは回避できます。
表示品質:パネル種・色域・HDRで“見やすさ”を底上げ
IPS(Rapid/Fast含む)は視野角と色の正確さ、VAはコントラストに強みがあります。広色域(sRGB 100%超/DCI-P3 90%級)はRPGや映像作品でリッチに映えますが、過度な鮮やかさは疲労を招くので色温度と輝度の調整も必須。
HDRはピーク輝度やトーンマッピングの出来で体感差が大きく、タイトルごとに最適解が異なります。
オーバードライブやMBRは残像低減の切り札ですが、過多な設定は逆残像を招くので中庸から詰めましょう。
使い勝手:高さ調整・ピボット・スピーカーで快適度が決まる
昇降で視線中心を目の高さに合わせ、ピボットで縦スクロールやSNS、縦シューも快適。リビングでは内蔵スピーカーの有無が配線量と設置難易度を左右します。
ノート併用ならUSB-C 65W前後が“ケーブル1本”を実現。長く使うほど効くのが保証とサポートで、無輝点保証などの範囲も購入前に確認しておきましょう。
高さ調整&ピボット対応のSwitch2向けモニターおすすめ6選
AOC 24G4/11(FHD/180Hz/IPS/ブラック)

価格 | ¥16,182 |
解像度/リフレッシュレート | 1920×1080 / 180Hz / 0.5ms(MPRT) |
高さ・ピボット | 昇降130mm / 縦回転対応 |
スピーカー | なし |
このモデルの注目ポイント
- 180Hz×0.5msでFHD競技系を速攻強化
- sRGB 126% / DCI-P3 103%の広色域で発色リッチ
- 高さ・スイーベル・ピボット全対応で設置自由度が高い
こんな人におすすめ
JAPANNEXT JN-238i165FHDR-HSP(FHD/165Hz/IPS/ブラック)

価格 | ¥16,980 |
解像度/リフレッシュレート | 1920×1080 / 165Hz / 1ms(MPRT) |
高さ・ピボット | 昇降120mm / 縦回転対応 |
スピーカー | あり(2W×2) |
このモデルの注目ポイント
- 165Hz×1msとHDR対応で入門を越える画作り
- 高さ調整+ピボット+内蔵スピーカーで単体完結
- HDMI×2+DPでSwitch2/PC/ストリーミングを並行運用しやすい
こんな人におすすめ
KOORUI 27E3Q(WQHD/170Hz/IPS/ブラック)

価格 | ¥26,800 |
解像度/リフレッシュレート | 2560×1440 / 170Hz / 1ms(OD) |
高さ・ピボット | 高さ調整 / 縦回転対応 |
スピーカー | なし |
このモデルの注目ポイント
- 27型WQHD×170Hz×HDR400で映像と速度の両取り
- sRGB 100% / DCI-P3 90%(10bit相当)でクリエイティブにも転用可
- スタンドの可動幅が広く、実用的な縦運用に強い
こんな人におすすめ
LG UltraGear 27GS75Q-B(WQHD/180Hz・OC 200Hz/IPS 1ms/ブラック)

価格 | ¥34,800 |
解像度/リフレッシュレート | 2560×1440 / 180Hz(OC 200Hz)/ 1ms(GTG) |
高さ・ピボット | 昇降110mm / 右90°ピボット |
スピーカー | なし |
このモデルの注目ポイント
- IPS 1ms×最大200Hzの高速描画で動きに強い
- FreeSync対応+G-SYNC Compatible認証でVRR環境に柔軟
- OnScreen Controlで画面分割やモード切替が容易
こんな人におすすめ
Dell S2725QC-A(4K/120Hz/IPS/USB-C/スピーカー内蔵/アッシュホワイト)

価格 | ¥49,899 |
解像度/リフレッシュレート | 3840×2160 / 120Hz |
高さ・ピボット | 高さ調整 / 縦回転対応 |
スピーカー | あり(5W×2) |
このモデルの注目ポイント
- 4K×120HzとsRGB 99%で映像・作業・動画視聴を高水準に統合
- USB-C 65W給電でノート1本接続、前面クイックポートも便利
- 無輝点5年保証/内蔵5W×2で単体完結の快適環境を構築
こんな人におすすめ
MSI MAG 274URFW(4K/160Hz/Rapid IPS/ホワイト)

価格 | ¥56,800 |
解像度/リフレッシュレート | 3840×2160 / 160Hz / 0.5ms(GTG・最小) |
高さ・ピボット | 昇降130mm / 縦回転±90° |
スピーカー | なし |
このモデルの注目ポイント
- 4K×160Hz×Rapid IPSで高精細と高速応答を両立
- HDMI 2.1 / DP 1.4a / USB-C入力で次世代機やPCを柔軟接続
- AIビジョンやアンチモーションブラーなど表示補助が充実
こんな人におすすめ
よくある質問(FAQ)
- QSwitch2の120Hz運用に必要な端子は?
- A
FHD/120Hzは多くがHDMI 2.0で対応、4K/120HzはHDMI 2.1が目安です。PC側で高リフレを使うならDP 1.4も確認しましょう。
- Qスピーカー内蔵の利点は?
- A
リビングや簡易設置で配線が減ってスッキリします。音質は外部機器に劣ることが多いので、音量確保や遅延少なめを重視するなら外部サウンドバー/ヘッドセットを併用しましょう。
- Q昇降量はどのくらい必要?
- A
目安は100mm以上。机や椅子の高さに合わせて視線中心=画面上1/3付近に来ると、首の負担が減ります。
まとめ(ケース別要点整理)
省スペース×低予算でまず速さならAOCやJAPANNEXTで十分な土台が作れます。WQHDで作業とゲームの両立を狙うならKOORUI、対戦+制作の幅まで見据えるならLGが有力。
単体完結の快適環境を重視するなら、USB-C 65Wと内蔵スピーカーを備えたDell S2725QC-Aがベストバランス。4K×高リフレッシュで将来性を取るならMSIが強く、白デスク構築にも映えます。
まずは自分の環境で必要な端子・解像度・昇降量を確定し、次に色域・HDR・スピーカーの優先度で最終候補を絞りましょう。