ゲーミングキーボードを探していると、「赤軸」という言葉をよく目にします。
「赤軸って何がいいの?」「青軸や茶軸とどう違う?」「FPSには赤軸が向いているって本当?」
こうした疑問を持つ人は少なくありません。
この記事では、赤軸の構造や数値的な特徴、メリット・デメリットを整理しながら、青軸・茶軸との違い、そしてFPSとの相性までをわかりやすく解説します。
赤軸とは?特徴と仕組みをまとめて解説
赤軸は「リニアタイプ」と呼ばれるメカニカルスイッチです。
リニアとは、押し込む途中に段差(タクタイルポイント)やクリック感がない構造のことを指します。
キーは上から下まで一定の抵抗で滑らかに沈み、引っかかりのない直線的な打鍵感になります。
一般的な赤軸のスペックは、押下圧が約45g前後、作動点が約2.0mm、総ストロークが約4.0mmとされています。
押下圧が軽めで、作動点も標準的な位置にあるため、無理なく自然に入力できるのが特徴です。
この「軽さ」と「滑らかさ」が赤軸の本質であり、扱いやすいと言われる理由でもあります。
赤軸のメリットとデメリット
赤軸の最大の強みは、クセが少なく汎用性が高いことです。段差やクリック音がないため、ゲームでも作業でも違和感なく使えます。
特にFPSやMOBAのように細かい入力が求められるゲームでは、滑らかなキー操作がしやすく、連打やストッピング操作も安定しやすいとされています。
また、青軸ほど音が大きくないため、夜間プレイやボイスチャットとの相性も良好です。
静音性をさらに重視する場合は、以下の記事 も参考になります。
一方で、打鍵のフィードバックが弱く感じることや、タイピング時のカチッとした感覚を求める人には物足りなく感じることもあります。
また、押下圧が軽いため、慣れないうちは誤入力が増える可能性もあります。
つまり赤軸は「万能型」ですが、「強い個性」は持っていない軸とも言えます。
赤軸・青軸・茶軸の違い【比較表】
| 軸 | 打鍵感 | 音 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|
| 赤軸 | 滑らか(リニア) | 静かめ | FPS・ゲーム全般 |
| 青軸 | カチッとクリック感あり | 大きい | タイピング重視 |
| 茶軸 | 軽い段差あり | 中程度 | ゲーム+作業 |
青軸はクリック感が強く、タイピングの快感を重視する人に向いていますが、音が大きいためゲーム用途では好みが分かれます。
茶軸は軽い段差があり、ゲームと作業のバランス型とされます。
その中で赤軸は、最もクセがなく扱いやすいポジションにあります。
赤軸はFPSに向いている?
赤軸は段差がないため、入力と解除の動作がスムーズです。
特にFPSでは、ストッピングや細かい移動制御が重要になるため、滑らかなリニア構造は操作との相性が良いとされています。
実際、扱いやすさと安定感のバランスから、赤軸はFPS用途でも定番の選択肢です。
ただし、入力速度をさらに突き詰めたい場合は、作動点が浅い銀軸やラピットトリガー搭載モデルなど、より競技特化型の選択肢もあります。
一般的なプレイであれば赤軸でも十分に対応可能ですが、どこまで速度を求めるかによって最適解は変わります。
赤軸が向いている人・向いていない人
赤軸は、メカニカルキーボード初心者や、FPS・MOBA中心のプレイヤー、静かめのキーボードを求める人に向いています。
段差のない滑らかな打鍵感はクセが少なく、ゲームにも作業にも自然に馴染みます。
どの軸を選ぶか迷っている場合にも、まず基準として選びやすい安全な選択肢です。
赤軸モデルを具体的に比較して選びたい場合は、価格帯や配列別に整理した以下が参考になります。
一方で、強いクリック感や打鍵の手応えを求める人には、青軸や茶軸のほうが満足度が高くなる場合があります。
また、競技レベルで入力速度を極限まで追求したい人にとっては、作動点が浅い銀軸や、入力検知方式が異なるラピットトリガー搭載モデルのほうが適しているケースもあります。
まとめ
赤軸は「軽く、滑らかで、クセが少ない万能型」のスイッチです。ゲーム用途との相性が良く、コスパ帯からハイエンドまで幅広く採用されています。
迷ったら赤軸。この選び方は今でも通用します。
ただし、最終的には打鍵感の好みも重要です。可能であれば試打して判断するのが理想的です。



