「長時間プレイで手首が痛い」「エイム時に手首が沈んでブレる」「メカニカルの高さに手首が合わない」――そんな悩みを最短で解決するのがキーボード用パームレストです。
とはいえ、低反発・ジェル・PU・木製・薄型向けなど種類が多く、どれを選べば良いか迷いがち。
この記事では、ゲームとタイピングの両立にフォーカスして5モデルを厳選。
最後に選び方の要点とFAQも用意したので、あなたの環境にベストな一本を絞り込めます。
※価格は2025年8月10日時点のAmazon参考価格です。
キーボードパームレスト選び方のポイント
まずは手首の角度・触感(素材)・固定力の3要素を押さえると失敗しません。
使っているキーボードのプロファイル(ロープロ/ハイプロ)、手前エッジからキートップまでの実測高さ、デスクマットの有無、そして手汗の量や季節をメモしてから読み進めてください。
以下の3ポイントをチェックすれば、ゲームとタイピングの両立に最適な一本を素早く絞り込めます。
高さと角度:まずは“手首が反らない”を最優先
理想はキートップと手首の高さ差を最小にし、手を過度に反らせないこと。
メカニカル(特にハイプロファイル)は1.0~2.0cm程度の厚みがあるため、0.8~1.8cmのパームレストで合わせると楽になります。
傾斜付き(例:約15°)は自然な手首角をつくりやすく、押下時の屈曲ストレスを軽減。まずは自分のキーボードの実測高さを測ってから厚みを選びましょう。
素材と触感:沈み込み・冷却・メンテの三拍子で選ぶ
低反発PUは荷重分散に優れ、長文入力と相性良好。ジェル注入タイプはひんやり触感で熱だまりを抑え、夏場のゲームでも快適。
PUレザーは拭き取りやすく汚れに強い一方、汗ばむなら表面にディンプルやファブリックが快適です。木製無垢はベタつきゼロでへたりにくく、一定の硬さが欲しい人に最適。手汗の量や季節性も判断材料に。
サイズと固定力:配列一致と“ズレない”はパフォーマンスに直結
60~65%、TKL、フルサイズなど配列に合う幅を選ばないと、ホームポジションが狂います。激しいマウス操作をするなら吸着ベースや大面積ゴムなど固定力を重視。
デスクマット使用時は、滑り止めが効きにくいことがあるので裏面仕様を確認。可搬性が欲しいなら軽量・薄型、据え置きなら重めベースが安定します。
おすすめキーボードパームレスト5選
サンワダイレクト リストレスト 200-TOK020BK(PUレザー/ブラック)

価格 | ¥1,240 |
素材/表面 | PUレザー調 |
角度設計 | 約15°傾斜 |
すべり止め | 6点ゴム足 |
このモデルの注目ポイント
- 15°傾斜で手首角度を自然にキープ
- 汚れを拭き取りやすいPU表面
- 硬質ベース+6点滑り止めで安定感
こんな人におすすめ
エレコム COMFY MOH-CF01BK(低反発PU/ブラック)

価格 | ¥1,444 |
素材/クッション | 低反発PUフォーム |
表面加工 | ディンプル加工 |
すべり止め | 裏面吸着シート |
このモデルの注目ポイント
- 低反発で荷重分散、密着フィット
- ディンプルで触感と通気を両立
- 吸着ベースでズレを徹底ガード
こんな人におすすめ
HyperX Wrist Rest 4Z7X1AA(クールジェル低反発/ブラック・TKL)

価格 | ¥1,962 |
クッション | ジェル注入低反発 |
ベース | 天然ゴムノンスリップ |
縁処理 | 耐摩耗ステッチ |
このモデルの注目ポイント
- クールジェルで熱だまりを抑える
- 天然ゴム底で激しい操作でもブレにくい
- ステッチ補強で耐久性を確保
こんな人におすすめ
Faluber 木製リストレスト S-300mm(ウォールナット無垢/ブラウン)

価格 | ¥2,890 |
素材 | ウォールナット無垢 |
形状 | ダブルテーパー |
すべり止め | 大面積滑り止めマット |
このモデルの注目ポイント
- 無垢材の質感と耐久で長期運用
- テーパーで定位置に自然誘導
- 拭き取りで手入れ簡単、ヘタりなし
こんな人におすすめ
Logicool パームレスト MX10PR(低反発フォーム/グラファイト)

価格 | ¥2,700 |
対応高さ | 薄型キーボード向け |
クッション | 低反発フォーム |
厚み | 約0.8cm |
このモデルの注目ポイント
- 0.8cm厚でロープロ配列に最適化
- サラッとした表面で滑らず手入れも簡単
- 主張しないデザインで環境に溶け込む
こんな人におすすめ
よくある質問(FAQ)
- Qパームレストは必須ですか?
- A
必須ではありませんが、手首の反りを抑え負担を軽減でき、長時間プレイの安定性が増します。特にハイプロファイルのメカニカルや高めのチルト角を使う人に有効です。
- Q木製は硬すぎませんか?
- A
硬質な支持で手首の角度がブレにくいのが利点。クッションのベタつきが苦手な人や、一定の高さ基準を保ちたい人に向きます。サイズ合わせが重要です。
- Qデスクマットの上でも滑りませんか?
- A
吸着ベースや大面積ゴムのモデルが有利。布系マットでは滑り止めの効きが落ちる場合があるため、裏面仕様を確認し、必要ならマット直置きを検討してください。
まとめ
手首の負担を最小化したいなら、まずはキーボードの実測高さと角度を押さえ、それに合う厚み・素材・固定力のパームレストを選ぶのが近道です。
低反発は長文入力と相性が良く、ジェルは夏場や高速操作向け、木製はポジション維持とメンテ性に優れます。
配列に合う幅と十分な滑り止めを確保できれば、ゲームの安定感と入力精度が一段階上がります。
あなたのプレイスタイルとデスク環境に合わせ、最も“手首に正直”な一本を選びましょう。