配線から解放されたいけれど、「遅延は?」「JISかUSか?」「サイズは75%・TKL・65%のどれが正解?」と迷う人は多いはず。
そこで本記事では、低遅延2.4G・多台数BT・有線フォールバックをバランスよく備えた5台を厳選。
各モデルの強み/弱みを短時間で把握できるよう、仕様と使い勝手を要点だけで整理しました。

Logicool G G515 LIGHTSPEED TKL(JIS/ブラック)
ワイヤレスゲーミングキーボード選び方のポイント
まず、“何を優先するか”で候補は自然と絞れます。遅延を最重視なら2.4G、台数切替ならBT、大会や設定反映ならUSBの確実性が光ります。
次に配列(JIS/US)とサイズ(65%/75%/TKL)で日常作業のしやすさを確保し、最後にスイッチ感・静音・ホットスワップなど好みを詰めましょう。
接続方式と遅延:2.4G・BT・USBの役割分担
2.4Gはゲーム用に鉄板の低遅延。一方、Bluetoothは持ち歩きやマルチデバイス切替に便利で、バッテリー消費も控えめな傾向です。
設定や大会、ファーム適用時はUSB有線が確実で、機種によっては1000Hzポーリングにも対応します。3モード搭載機なら、シーンごとに最適な“走り方”を選べます。
配列とサイズ:JIS/US×65%/75%/TKLの実用性
JIS配列は日本語入力や記号打鍵が快適、仕事と両立しやすいのが利点。US配列はキーが素直に並ぶぶんゲームで手繰りやすく、英語環境やショートカット運用に向きます。
65%は矢印ありで最小、75%はファンクション列が近く実用バランスが良好、TKLはテンキーだけ削った“王道”で安定。自分のショートカット頻度と机の広さに合わせて選びましょう。
打鍵と機構:ロープロ/スタンダード、ガスケット、ホットスワップ
ロープロ赤軸は浅い作動点で軽快、長時間でも疲れにくいのが魅力。標準高さのリニアは底打ちしにくく、ガスケット構造は多層消音で耳あたりの良い打鍵音に寄与します。
ホットスワップ対応ならスイッチを工具少なめで交換でき、触感や音色を後から追い込めます。静音重視なら静音層やPBTキーキャップの採用もチェックポイントです。
ワイヤレスゲーミングキーボードおすすめ5選
DAREU EK75PRO(75%/英語配列(US)/白・黒)

価格 | ¥10,980 |
接続方式 | 2.4G/Bluetooth 5.1/USB-C |
配列 | 英語配列(US) |
特徴 | ガスケット構造/南向きRGB/ホットスワップ可 |
このモデルの注目ポイント
- ガスケット+多層消音でスムーズな打鍵音
- 3モード接続でPC・モバイルをマルチに切替
- 南向きLEDとサイド発光で映えるライティング
こんな人におすすめ
RK ROYAL KLUDGE M87(75%/日本語配列(JIS)/レッド)

価格 | ¥13,900 |
接続方式 | 2.4G/Bluetooth 5.1/USB-C(有線1000Hz) |
配列 | 日本語配列(JIS) |
特徴 | LCDスクリーン&デュアルノブ/7500mAh/ガスケット/ホットスワップ可 |
このモデルの注目ポイント
- 液晶で時刻・接続・電池残量やGIF表示まで一目で把握
- 7500mAhで長持ち、ワイヤレスでも実用的
- 日本語配列で日常作業との両立がしやすい
こんな人におすすめ
ASUS ROG Falchion NX(65%/英語配列(US)/ブラック)

価格 | ¥15,527 |
接続方式 | 2.4G/USB |
配列 | 英語配列(US) |
特徴 | タッチパネル/PBT二色成形キー/最大約450時間駆動 |
このモデルの注目ポイント
- 左側タッチパネルで音量・アプリ切替・マクロを直感操作
- 65%でも矢印・ナビキーを確保し実用性を維持
- 450時間クラスのロングバッテリーで外出先でも安心
こんな人におすすめ
Logicool G G515 LIGHTSPEED TKL(TKL/日本語配列(JIS)/ブラック)

価格 | ¥19,825 |
接続方式 | LIGHTSPEED 2.4G/Bluetooth/USB |
配列 | 日本語配列(JIS) |
特徴 | ロープロ赤軸/1.3mm作動点/薄型22mm/薄型PBTキーキャップ |
このモデルの注目ポイント
- 1ms級のLIGHTSPEEDで体感遅延を極小化
- 22mm超薄型+ロープロ軸で指運びが軽い
- KEYCONTROLで1キー最大15機能を割当可能
こんな人におすすめ
CORSAIR K65 PLUS WIRELESS(75%/日本語配列(JIS)/シルバー[ダイヤル])

価格 | ¥20,545 |
接続方式 | 2.4G/Bluetooth/USB |
配列 | 日本語配列(JIS) |
特徴 | MLX Redリニア/ホットスワップ可/最大約266時間(RGBオフ) |
このモデルの注目ポイント
- MLX Redで滑らかなリニア、好みで全キー換装も可
- ダイヤルで音量や輝度を指先操作、消音層で耳あたり良好
- ワイヤレスでも最大約266時間の長寿命
こんな人におすすめ
よくある質問(FAQ)
- Qワイヤレスは遅延が不安です。2.4GとBluetoothはどちらが良い?
- A
2.4Gは低遅延で対戦向き、Bluetoothは省電力で多台数切替に便利です。両搭載ならゲームは2.4G、作業やモバイルはBTと使い分けが最適です。
- Qホットスワップのメリットは?
- A
スイッチを工具少なめで交換でき、打鍵感や音色、荷重を自分好みに後から調整できます。長期運用時の保守性も高まります。
- Qバッテリー寿命はどれくらい?
- A
機種と発光の使い方で大きく変わります。目安としてRGBオフで長寿命設計のモデルは数百時間クラス、RGB多用や2.4G常時だと短くなるため、用途に合わせて設定を最適化しましょう。
まとめ
対戦重視で“遅延最優先”なら、Logicool G G515のLIGHTSPEEDを核に、USB有線をフォールバックにした運用が堅実です。カスタムや長時間ワイヤレスを楽しみたいなら、CORSAIR K65 PLUS WIRELESSのホットスワップと長寿命バッテリーが効きます。
モバイル併用・最小サイズ重視なら、ROG Falchion NXの超ロング駆動と65%レイアウトが軽快。視覚的操作やJIS×コスパを狙うならRK M87、多機能を2万円未満で試すならDAREU EK75PROが好適。
あなたの優先順位(遅延/配列/サイズ/打鍵感)に沿って、上の比較表から一台を選びましょう。