電源タップ、ACアダプター、余ったケーブル……気づけば足元がケーブルだらけ。掃除もしづらく、引っ掛け事故や抜け落ちも心配です。
そんな悩みはケーブルトレーで一発解決。
この記事では、クランプ式中心のおすすめ4モデルを実機仕様ベースで比較し、対応天板厚・耐荷重・サイズの選び方までコンパクトに解説します。
※価格は2025年8月12日時点のAmazon参考価格です。
ケーブルトレー選び方のポイント
まずは取り付け条件→サイズ/耐荷重→メンテ性の順で絞るのが失敗しないコツ。
天板に穴を開けないクランプ式は賃貸や模様替えに強く、配線量が多いならワイド/伸縮で“逃げ”を確保。
タップやルーターは放熱も大事なので、メッシュや両側開口だと安心です。
取り付け方式と天板厚の適合を最優先
クランプ式は穴あけ不要で原状回復が容易。各製品で対応天板厚が異なるため(例:Mozawa/Ankukaは1–5cm、IMILLETは0.1–5.5cm)、事前に天板を実測しましょう。
内向き/外向きの両対応なら、壁側に隠す・足元スペースを広げるなど配置自由度が高まります。幕板の有無や補強バーの位置も干渉しないか要チェックです。
サイズと耐荷重は“今+将来”で考える
電源タップだけなら40cm級で足りますが、ルーター/ハブ/USB充電器まで載せるなら90cmワイドや伸縮式が安心。
耐荷重はケーブル総量よりタップ・アダプターの“塊”が効くので、余裕をみて選定(小型UPSを想定するなら10kg超が目安)。
奥行き・高さも確認し、足の可動や椅子の干渉がないかイメージしましょう。
放熱・メンテ性・付属品で運用がラクになる
メッシュは放熱と防塵のバランスが良く、両側開口は出し入れが速いのが利点。脱着式トレー(サンワ)は配線替えや清掃の時短に効きます。
結束バンドや配線ホルダー付属モデル(Mozawa)は、買ってすぐ初期セットが完了するので初心者に優しい。ルーターは縦置きスペーサーや面ファスナーを併用すると安定します。
ケーブルトレーおすすめ4選
Mozawa 配線隠し ケーブルトレー 40cm(ブラック)

価格 | ¥1,883 |
サイズ | 40×13×7cm |
設置方式 | クランプ式(天板1–5cm、内向き/外向き両対応) |
材質 | スチール(メッシュ構造)、耐荷重約5kg |
このモデルの注目ポイント
- 両側開口+メッシュでタップやルーターの出し入れが速い
- クランプ固定で穴あけ不要、賃貸や引っ越し多めの環境に向く
- 付属の結束バンドやホルダーで配線整理の初期セットを一気に完了
こんな人におすすめ
Ankuka ケーブルトレー 40cm(ブラック)

価格 | ¥2,980 |
サイズ | 40×13×19.8cm |
設置方式 | クランプ式(天板1–5cm、内向き/外向き両対応) |
材質 | スチール(炭素鋼)、耐荷重約5kg |
このモデルの注目ポイント
- 両側開口でケーブルの曲げを最小化、機器の出し入れが容易
- メッシュで放熱と防塵のバランスが良い
- 40cm幅の標準サイズでテレビ裏~PCデスクまで汎用性が高い
こんな人におすすめ
IMILLET 伸縮ワイヤー ケーブルトレー 28.5–55cm(ブラック)

価格 | ¥2,980 |
サイズ | 28.5–55×12×19cm(伸縮式) |
設置方式 | クランプ式(天板0.1–5.5cm) |
材質 | スチール(炭素鋼)、耐荷重約20kg |
このモデルの注目ポイント
- 28.5–55cmの伸縮機構でタップ数や机幅に合わせて最適化
- 20kg耐荷重クラスで大型タップや小型UPSも視野
- 完成品同梱で組み立て不要、設置だけで即運用
こんな人におすすめ
サンワダイレクト メッシュ ケーブルトレー 90cm(ブラック)

価格 | ¥6,480 |
サイズ | 90×14.5cm |
設置方式 | クランプ式(工具不要)、トレー脱着可 |
材質 | メッシュ生地+フレーム、面ファスナー固定対応 |
このモデルの注目ポイント
- 90cmワイドでタップ複数+ルーターも一括収納
- トレー脱着式で配線替えや清掃時のアクセスが速い
- 面ファスナー固定に対応し機器のレイアウト自由度が高い
こんな人におすすめ
よくある質問(FAQ)
- Qどのサイズを選べばいい?40cmと90cmで迷っています。
- A
タップ+余剰ケーブルのみなら40cmで十分。ルーター/ハブも一括なら90cmや**伸縮式(28.5–55cm)**が安心です。将来の機材追加や配線替え頻度も考慮し、少し余裕のある容量を選ぶと長く使えます。
- Q天板に幕板や補強バーがあっても取り付けられますか。
- A
幕板の高さ位置によってはクランプが干渉します。クランプの突き出し寸法と取り付け位置を事前に確認し、必要なら外向きに設置するなど回避策を取りましょう。
まとめ
まず「天板厚と干渉物」が適合するクランプ式かを確認し、次にサイズ/耐荷重を“今+将来”基準で選びます。
タップ中心の軽装備ならMozawa/Ankukaの40cm級で十分、ルーターや小型UPSまで綺麗にまとめるならIMILLETの伸縮&高耐荷重が効きます。配線替えが多い配信・在宅環境ではサンワの90cm脱着式が作業時間を大きく短縮。
放熱を意識しつつ、付属バンドや面ファスナーを活用すれば、見た目と安全性の両立が“今日”から実現できます。