「座面のウィングが邪魔であぐらが組めない」「アームが膝に当たって窮屈」「蒸れて集中できない」——そんな不満は座面形状と幅、アーム干渉、素材を見直せば解消します。
本記事は“あぐら適性”に的を絞り、フラット寄りの広い座面、退避しやすいアーム、快適姿勢を支えるリクライニング&フットレストを軸に5台を厳選。
価格別の狙い目から、素材選びとサイズ合わせの実践ポイントまで、失敗しない目利きの基準を一気に掴めます。

AutoFull(オートフル)M5
※価格は2025年9月6日時点のAmazon参考価格です。
あぐらがしやすいゲーミングチェアの選び方ポイント
まずはあぐら姿勢を取りやすい物理条件を満たすかを見極め、次にアーム干渉の回避性や休憩時の姿勢移行性を重ねてチェックするのが近道です。
最後に素材の体感差(蒸れ・清掃性)とクッションのヘタりにくさまで確認すれば、到着直後からストレスのない座り心地が手に入ります。
フラット×ワイド座面を最優先にする
あぐら前提ならウィングや突起が少ないフラット形状が基本です。目安として座面幅は(ここに目安値)以上が安心で、左右に余裕が生まれ膝を内側に引き寄せやすくなります。
クッションは底付きしにくい高反発/モールドウレタンが体重分散に有利で、長時間でも脚のしびれを抑制。座奥行が長すぎると骨盤が後傾しやすいので、**(ここに推奨奥行の考え方)**を意識して選びましょう。
アームレストの“退避性”と可動域を確認する
あぐら時に膝がアームに干渉すると一気に窮屈になります。4Dアームや連動アームで高さ/前後/左右角度を細かく退避できる構造は実用差が大きいポイント。
固定式でも八の字で外に逃がす形状なら膝の軌道を邪魔しにくく、姿勢の自由度が増します。
デスク高さとの相性も重要なので、**座面高の下限(ここに目安)とデスク高(ここに目安)**の組み合わせで腕の角度が90度前後になるかを想定してください。
リクライニング×フットレストで休憩姿勢まで設計する
長時間プレイではリクライニング角とフットレストの有無が疲労回復に直結します。150~160°で軽い仮眠、180°ならほぼフルフラットで横になれるレベルへ。
ヘッドレストやランバーが可動/調整式だと、背面を倒しても腰椎・頸椎の支えを最適化しやすく、休憩後に体勢を戻しても違和感が少ないです。素材はファブリック=蒸れにくい/PU=拭き取りが容易と覚え、季節と清掃頻度で選ぶと快適です。
あぐらがしやすいゲーミングチェアおすすめ5選
RXGAMING ゲーミングチェア(ファブリック/ブラック)

価格 | ¥12,541 |
座面幅 | 約52cm(フラット寄り) |
リクライニング | 90~145°+収納式フットレスト |
座面素材 | 通気ファブリック/高反発スポンジ |
このモデルの注目ポイント
- 両サイドを削ったフラット寄り座面であぐらが組みやすい
- 収納式フットレストと連動アームで休憩姿勢に移行しやすい
- 低価格でもHDR観賞や長時間作業に耐える通気構造
こんな人におすすめ
GTPLAYER GT829(ベロア/グレー)

価格 | ¥19,800 |
座面幅 | 50cm(突起レス設計) |
リクライニング | 90~155°+一体型フットレスト |
座面素材 | ベロア調ファブリック/ポケットコイル |
このモデルの注目ポイント
- 突起を排したワイド座面であぐら可
- ポケットコイル+9~12cm厚クッションで底付き感を低減
- 連動アームと動画付きマニュアルで使い勝手良好
こんな人におすすめ
AGRelux α(ファブリック/ブラック)

価格 | ¥21,400 |
座面幅 | 座面幅 61cm |
座面高 | 44cm |
リクライニング | 90~160°+ロッキング |
座面素材 | 通気ファブリック/最大11cmクッション |
このモデルの注目ポイント
- 八の字アームで膝に干渉しにくくあぐらが組みやすい
- しっかり目の座面で姿勢保持と耐久を両立
- 組み立てしやすい設計と1年保証
こんな人におすすめ
AutoFull M5(PUレザー/ブラック)

価格 | ¥25,000 |
座面幅 | 52.5cm(フラットワイド) |
リクライニング | 90~160°+収納式オットマン |
座面素材 | PUレザー/高反発フォーム+スプリング |
このモデルの注目ポイント
- 4Dアーム+可動ヘッドレスト+大型ランバーで微調整幅が広い
- ウィング控えめの背もたれ形状で肩回りにゆとり
- 高耐荷重設計で大柄ユーザーにも対応
こんな人におすすめ
EastForce ALTIMAS(PUレザー/ブラック)

価格 | ¥39,999 |
座面幅 | 54cm(高密度モールドウレタン50D) |
リクライニング | 90~180°(22段階固定)+フットレスト |
座面素材 | PUレザー/高級モールドクッション |
このモデルの注目ポイント
- 180°フルフラット×フットレストで横になれるレベルの休息姿勢
- 4Dアームと調節式ランバーでワークからリラックスまで最適化
- アルミベース採用の上質デザインでオフィス併用もしやすい
こんな人におすすめ
よくある質問(FAQ)
- QファブリックとPU、どちらがあぐら向き?
- A
ファブリックは蒸れにくく夏場でも快適、PUは飲み物のこぼしや皮脂汚れを拭き取りやすいのが強み。汗をかきやすい環境はファブリック、飲食しながらならPUが安心です。
- Qアームが膝に当たる問題はどう避ける?
- A
4Dアームで高さ・前後・左右角を調整し、あぐら時は外側&やや上げで退避させるのが基本です。固定式は八の字形状や連動アーム搭載モデルを選ぶと干渉しにくくなります。
まとめ(ケース別要点整理)
あぐら前提で快適さを最短確保するなら、まずフラット×ワイド座面で物理的余裕を作り、次にアームの退避性で膝の可動域を確保し、最後にリクライニングとフットレストで休憩時の姿勢移行まで設計するのが王道です。
蒸れに悩む環境ならファブリック、手入れ重視ならPUが有利で、どちらもクッションの底付きしにくさが長時間の快適度を左右します。コスパ重視の導入はRXGAMING、柔らかめの座りと深めの倒れはGTPLAYER、膝干渉の少なさ優先はAGRelux、可動域の広さと万能感はAutoFull、総合力と質感はEastForceが堅実な選択肢です。
自分の体格とデスク環境に合わせて座面寸法とアーム可動を具体的に照合すれば、到着直後から“足が自由”なプレイ体験に更新できます。