ゲーミングヘッドセットでノイズキャンセリング対応モデルを探している人の多くは、
「足音を正確に聞きたい」「VCの声をクリアにしたい」「生活音や環境音を遮断してゲームに集中したい」
といった悩みを抱えています。
しかし一口にノイズキャンセリング対応といっても、
- アクティブノイズキャンセリング(ANC)
- 高遮音のパッシブタイプ
- 有線とワイヤレスによる遅延の違い
など、仕組みや特徴はモデルごとに大きく異なります。
本記事では、ノイズキャンセリング対応ゲーミングヘッドセットの基礎知識と選び方を整理したうえで、
用途別におすすめできるモデルを厳選して比較します。

JBL QUANTUM 910
※価格は2026年2月11日時点の税込参考価格です。
※※ここでいう「パッシブノイズキャンセリング」は、イヤーカップの密閉性によって外音を抑える方式で、
アクティブノイズキャンセリング(ANC)とは仕組みが異なります。
ゲーミングヘッドセットのノイズキャンセリングとは?
ノイズキャンセリング対応のゲーミングヘッドセットとは、
周囲の生活音や環境音を抑え、ゲーム音やボイスチャットを聞き取りやすくする機能を備えたヘッドセットのことです。
FPSや対戦ゲームでは、
といった問題が起こりやすく、ノイズキャンセリングの有無がプレイの快適さに直結します。
ノイズキャンセリングには2つの方式がある
アクティブノイズキャンセリング(ANC)
マイクで周囲の音を拾い、逆位相の音を出して雑音を打ち消す方式です。
騒がしい環境でゲームをする人におすすめです。
高遮音パッシブノイズキャンセリング(物理的遮音)
イヤーカップやイヤーパッドの密閉性によって、物理的に外音を遮る方式です。
有線FPS重視・コスパ重視の人におすすめです。
※商品説明でよく見かける
「ノイズキャンセリングマイク」は、周囲の雑音を相手に伝えにくくするための機能です。
本記事で解説している
「周囲の音を抑えて聞きやすくするノイズキャンセリング(ANC/高遮音)」
とは役割が異なります。
ノイズキャンセリング付きヘッドセットを選ぶ4つのポイント
ノイズキャンセリング方式
ノイズキャンセリング方式は、
どのくらい周囲の音を抑えたいかで選ぶのが基本です。
- 静音性を重視するならANC
エアコン音や生活音を抑えやすく、没入感を高めたい人向け。 - 軽さや価格を重視するなら高遮音パッシブ
電子処理がなく、遅延を気にせず使いやすいのが特徴です。
性能だけでなく、重量や接続方式とのバランスも意識すると失敗しにくくなります。
接続方式と遅延
FPS用途では、
有線 > 2.4GHzワイヤレス > Bluetooth
の順で遅延が少なくなります。
ノイズキャンセリング対応モデルはワイヤレス製品も多いため、
「無線だと遅延が気になるのでは?」と不安に感じる人も少なくありません。
装着感と重量
ノイズキャンセリング対応モデルは、
構造上どうしても重量が増えやすい傾向があります。
長時間プレイを前提にする場合は、
300g以下を目安に、イヤーパッドの柔らかさや側圧も必ずチェックしましょう。
👉 軽さや疲れにくさを最優先したい人は、
軽量ゲーミングヘッドセットを中心にまとめた記事も参考になります。
※ノイズキャンセリング非搭載でも、高遮音・軽量モデルの方が快適なケースもあります。
マイク性能
ノイズキャンセリング対応モデルでも、
マイク性能には差があります。
VCを使うことが多い場合は、
周囲の雑音を拾いにくいノイズ低減マイクかどうかをチェックしましょう。
特にFPSや協力プレイでは、
声が途切れず、聞き返されにくいかが快適さに直結します。
※なお、ここでいうマイクのノイズ低減機能は、自分が聞く音を静かにするものではありません。
あくまで、相手に声をクリアに届けるための機能です。
ゲーミングヘッドセット ノイズキャンセリングおすすめ4選
※ANC=アクティブノイズキャンセリング
【手軽に遮音したい人向け】Razer BlackShark V2 X USB

| 価格 | ¥6,980 |
| 接続 | 有線(USB Type-A) |
| ノイズキャンセリング | 高度パッシブノイズキャンセリング |
| ドライバー | TriForce 50mm |
| サラウンド | 7.1(Windows 10 64bit以降) |
※ここでいう「パッシブノイズキャンセリング」は、イヤーカップの密閉性によって外音を抑える方式で、
アクティブノイズキャンセリング(ANC)とは仕組みが異なります。
このモデルの注目ポイント
こんな人におすすめ
【多機能ワイヤレスANC】JBL QUANTUM 910

| 価格 | ¥24,482 |
| 接続 | 2.4GHz(USBドングル)+Bluetooth+3.5mm |
| ノイズキャンセリング | ANC(アクティブ) |
| ドライバー | 50mm(ハイレゾ認定) |
| バッテリー | 最大約45時間(条件により変動) |
このモデルの注目ポイント
こんな人におすすめ
※2.4GHzワイヤレスとBluetoothの違いや、
実際のゲームで体感できる遅延差については、有線・ワイヤレスの違いを解説した記事で詳しくまとめています。
【静音重視の没入型ANC】SONY INZONE H9(WH-G900N)

| 価格 | ¥31,000 |
| 接続 | 2.4GHz(USBトランシーバー)+Bluetooth |
| ノイズキャンセリング | ANC(デュアルノイズセンサー)+外音取り込み |
| 立体音響 | 360立体音響(個人最適化対応) |
| バッテリー | 最大32時間(ノイキャンOFF時) |
このモデルの注目ポイント
こんな人におすすめ
【最上位クラスのANC】Razer Barracuda Pro

| 価格 | ¥38,980 |
| 接続 | 2.4GHz(USB-Cドングル)+Bluetooth |
| ノイズキャンセリング | ハイブリッドANC(自動調整)+外音取り込み |
| ドライバー | TriForce バイオセルロース 50mm |
| マイク | ビームフォーミング ノイズキャンセリング(内蔵) |
このモデルの注目ポイント
※内蔵マイクのノイズ低減は通話向けで、VC重視の人にはブームマイク型の方が向く場合があります。
こんな人におすすめ
よくある質問(FAQ)
- Qノイズキャンセリングは音の定位に影響しますか?
- A
最新のANCは低周波中心に作用するため、定位に使う中高域への影響はほとんどありません。
- Q遅延が少ないワイヤレス方式は?
- A
2.4GHzドングル方式が最も遅延が少なく、FPS用途に向いています。
まとめ
ノイズキャンセリング対応ゲーミングヘッドセットは、
環境・接続方式・重量によって最適な選択肢が変わるジャンルです。
- 周囲の生活音を遮断したい
- 集中力を高めたい
- ただし軽さや遅延も妥協したくない
こうした条件を整理したうえで選ぶことで、自分のプレイスタイルに合った1台が見つかります。




